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参加レポート:プロフェッショナル私の仕事の流儀(生命保険マン編)


2022年11月18日(金)19時、大阪産業創造館(産創館)にてJLPの第206回目の定例会が開催されました。

 

定例会のテーマは、某テレビ番組のイメージで「プロフェッショナル 私の仕事の流儀」です。講師の人生のターニングポイント、今の仕事に至った経緯や仕事に対する思い等を語っていただくことで、参加者の方に仕事上のヒントを与え、更には参加者と講師との円滑な交流を図る企画です

講師は、東京海上あんしん生命で主に法人向けの営業を担当されている河井悠記さんです。

 

河井さんは、元々は銀行にお勤めで、途中でスカウトにより保険業界に参入したというご経歴です。2015年から毎年、生命保険コンサルタントのトップ層しか加入できないMDRT所属資格を保有し続け、2021年と2022年はMDRT基準の3倍の成績が求められるCOTの基準も達成されるという、素晴らしい成績をお持ちです。

 

小学校時代にプロ野球選手になりたいという夢を持ち、学生時代は野球に明け暮れた河井さん(大学での最終戦では右手中指を骨折し、今もその後遺症が残っているそうです・・・)。

その後は、地元にある銀行に就職し、法人融資や個人の資産運用・住宅ローン相談等、幅広い業務を経験されました。

 

そして、2013年から現在の東京海上日動あんしん生命に転職されました。

ここでは入社3年目からは完全フルコミッション(基本給がなく、歩合のみ)という給与体系が導入されており、完全実力勝負の厳しい世界です。

 

保険営業の報酬に関して、契約してから3年以内に解約されると受け取った保険契約の報酬を会社に戻さなければならない「戻入(れいにゅう)」制度、また、保険営業の方がよく勧めてくる変額保険(保険と資産運用を兼ねた商品)は、保険と運用をそれぞれ分けた場合と比べて、どの程度メリットがあるのか、慎重に検討することが必要であるという話がされ、業界事情に精通されている方ならではの詳しいことをお聞きすることができました。

 

河井さんは、銀行出身という経歴を生かして、法人顧客に対しては決算書を分析し、財務戦略を組んで生命保険をオーダーするというサービス提供の他、士業専門家と連携し事業承継や相続問題についても生命保険を活用しながら解決するという業務をされており、一般にイメージされる保険営業の方の枠を超えた真に顧客目線に立った質の高い業務をされていることが分かりました。

また、若手ベテラン問わず財務分析に必要な知識を教える「河井塾」を開催し、業界全体のレベルを上げる活動にも熱心に取り組まれています。

 

一流の保険営業の方のお仕事内容やお考えを知ることができ、改めて、常に研鑽を怠らず常に顧客目線で最善の解決策を考えるというプロフェッショナルとしてのあるべき姿を教えていただきました。

 

改めて、河井さん、ありがとうございました。

 

定例会後には懇親会が開催され、そこでも活発なやりとりがされました。

 

JLPでは、今後も参加者の皆様の業務においてヒントとなるような情報提供、そして参加者同士の交流を図ることができるイベントを企画しておりますので、ぜひ適宜HPやFBをチェックしていただければと思います。

 

JLP理事長:上村