2024年7月19日(金)、大阪産業創造館にて第223回JLP定例会を開催いたしました。
このイベントでは、株式会社Elefantの代表取締役で学生起業家の安元 天秋さんが講師として登壇し、「生成AIによる業務効率化」についてお話しいただきました。
安元さんは、小学6年生の時にスティーブ・ジョブズ氏のプレゼンを見てビジネスに興味を持ち、中学生ながらにイーロン・マスク氏の伝記やユダヤの商法などのビジネス書で勉強を始めたそうです。高校ではメルカリで不用品の販売を行い、実際にビジネスを体験。大学受験では経営者になることを目指し、起業家支援に手厚い近畿大学へ進学されました。
大学では同年代の経営者と食事に行ったり、インターンに参加することで起業についてのノウハウを学び、近畿大学の起業家支援制度を活用して、株式会社を設立、代表取締役に就任されました。
今回の講義では、主にChat GPT4とPerplexity AIを使用して、どのように業務に活用すればよいかを実演頂きました。
Chat GPT4では、弁護士のイメージ画像を生成したり、弁護士事務所のHPのコードを一瞬で作成され、スピード感に圧倒されました。
また0から1にすることも生成AIの得意分野ということで、0から上司に提出する企画書の作成をし、それをExcelやWord、PowerPointに変換するだけでなく、変換した後にさらに見やすくするためにはどのような指示を与えれば良いかを実演いただきました。
一方、Perplexity AIは、生成AIが苦手とする検索に特化している生成AIだそうです。
Google検索よりもピンポイントで近隣の店舗情報や起業時に使える補助金情報をPerplexity AIで収集し、収集した情報をChat GPT4で加工する流れを実演いただきました。
従来は情報を拾ってきてそれを手作業で入力していましたが、生成AIを組み合わせて業務を進めていくのは時間短縮や入力ミスを防ぐ等、業務効率化のために非常に有用なアプローチだと思いました。
安元さんは、これからは生成AIを使えない人が生成AIを使いこなす人に仕事を奪われる時代が来ると話されていましたが、そう遠くない未来にそうなるかもしれないと思わざるを得ないという講義でした。
かくいうこのレポートも生成AIの力を借りて書いております。
安元さん、貴重なお話をありがとうございました。
次回のイベントは新今宮の「貸切BBQテラス 通天閣チルアウト」にてBBQ交流会を開催します。
ふるってご参加ください。