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参加レポート:マネジメントの基本 〜組織運営の一丁目一番地〜


2023年1月19日(木)19時、大阪産業創造館(産創館)にてJLPの第208回目の定例会が開催されました。

今回のテーマは「マネジメントの基本~組織運営の一丁目一番地~」です。

講師は、株式会社識学で人材育成・組織運営コンサルタントをされている乾一文さんです。識学の代表である安藤社長は、昨今世間で話題になった書籍「リーダーの仮面」の著者です。

乾さんは、元々新聞社で女性向け販促企画の仕事をされていました。お父様の会社の顧問税理士に憧れ、2015年に中小企業診断士の資格を取得。中小企業診断士として培われた知識と経験を元に、2019年から識学でご活躍されています。

識学という言葉は「意識構造学」からとった造語であり、20年以上前に提唱された組織運営理論です。この理論を体系化し、組織の”継続的な成長”を実現するためのマネジメントをされています。

認識してから行動するまで「位置・認識・変化・恐怖・目標」の思考に分け、誤った認識(誤解・錯覚)をしてしまうと正しい行動に至らない、さらには認識は相互認識と事実認識の2種類のズレがあり、「給与・サービス・対価の発生順」や「マンモスを狩るのか食べるのかどちらが先か?」など、とても分かり易い事例を用いてご説明頂きました。

人が2人以上いる状態(=組織)だと認識がズレやすくなるという説明があり、上記事例の中でも参加者相互認識のズレがあり、「まさにこういうことか!」といった反応と気付きがありました。

また、「人の意識はなぜ変わらないのか?」という多くの方が悩みそうなテーマでは、知識と経験のバランスが取れていないのが原因(知識>経験)なので、経験を増やすことで意識を変えられることを識学のフレームワークで学びました。

マネージャーや組織運営をするのであれば知っておかなければいけないことが沢山あるのだなと感じつつ、専門的な内容を具体的かつ分かりやすく説明して頂き、乾さんの言語化能力の高さに驚かされました。

識学を全てご自身のモノにされ、さらに知識を蓄えながら現場の最前線で益々経験を積まれておられる乾さんの真のコンサルタントとしてのプロフェッショナル意識を間近で学ばせて頂きました。

乾さん、貴重なお話を頂き、ありがとうございました。
第二弾も開催して欲しいと声が挙がっておりましたので、次回の講演を楽しみにしております。

定例会後には懇親会は会場近くの「世界のやまちゃん」で開催され、参加された方は早速識学で学んだことを活かした会話があり、とても盛り上がりました。

JLPでは、今後も参加者の皆様の業務においてヒントとなるような情報提供、そして参加者同士の交流を図ることができるイベントを企画しておりますので、ぜひ適宜HPやFBをチェックしていただければと思います。

次回定例会は3月24日(金)19時を予定しています。