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参加レポート:2013/10/21【会員限定】JLP分科会「社労士が提案する年金受給者への効率的給与設定」


2013年10月21日(月)、JLP分科会「社労士が提案する年金受給者への効率的給与設定~労使のWin-Win関係構築のために~」が開催されました。講師には、トクナガ社会保険労務士事務所 代表 特定社会保険労務士 徳永金三郎先生をお招き致しました。ご参加いただいた皆さま、お疲れ様でした。徳永先生ありがとうございました。

高年齢者に関しては、老齢年金の受給開始年齢が段階的に引き上げられる年金制度と、サラリーマンの年金がカットされる在職老齢年金制度、希望者全員を雇用しなければならない改正高年齢者雇用安定法、そして60歳以後、一定の給与が減額された者に支給される雇用継続給付などが複雑に絡み合っています。今回は、それらの制度を活用しつつ働く意欲のある高年齢者を、人件費を抑えながら、企業の戦力として活用していく給与設定の内容でした。

具体的には、

(A)小規模企業での個人別対応の成功事例
(B)中規模企業での再雇用制度見直し事例
(C)有力大企業での先行的な対応事例

という企業の規模に応じた3つの事例をご説明いただき、その中でも、徳永先生が携われた小規模企業での個人別対応の給与設定プロセスを導入から現状までを詳しくお話していただきました。

規模によって異なる企業の取り組みや、給与設定を個人別に設定する方法と会社で一律の設定を設ける方法があるなど、私たちが実際に業務を行う上でも大変参考になるものであり、社労士でなくとも高年齢者の活用方法として、お客様にアドバイスできる内容でした。

分科会終了後は、坐・和民にて懇親会を行いました。週初めの月曜日にもかかわらず多くの方にご参加頂き、交流を深めることができました。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。次回もよろしくお願い致します。

(池上 裕美)