2017年3月4日(土)午後3時に第171回JLP定例会が開催されました。今回は「メンタルヘルスの現状と対処方法 ~経営者は、従業員は、企業はどのようにしたらよいか~」として、講師にAERU社会保険労務士法人 代表 社会保険労務士 西村 真紀 氏をお迎えしました。講師の西村先生、ありがとうございました。また、ご参加くださいました皆様、お疲れ様でした。
始めにメンタルヘルスと企業との関係ということで、労災件数が年々増加していることや、社会福祉や介護の業種にメンタル不全者が多いという現状をご説明いただきました。うつ病予備軍の数は、正社員の約6人に1人であるとのことです。本当にうつ病は身近な病気ですね。
また、うつ病とパニック障害であれば、パニック障害と診断された方が安心できるそうです。何故かというと、うつ病は「自殺」の動機となるが、パニック障害は「強い不安感」を主な症状とし、「自殺」の動機にはならないからとのことです。
その他、うつ病で休職した従業員が復職した事例もお話しいただきました。実際に現場でご対応された、職場のメンタルヘルスの対処法も大変分かりやすくご説明いただき、今後の職場での対応に役立てていきたいと思いました。
講義後の懇親会は、和惣酎房 田楽庵にて交流を深めることが出来ました。ご参加頂きました皆様ありがとうございました。来月もよろしくお願い致します。
(池上 裕美)