10月24日(金)、第231回のJLP定例会が大阪産業創造館で開催されました。
今回は「遺産分割相続」をテーマとした専門家によるパネルディスカッションでした。相続問題に多角的にアプローチするため、各分野の専門家が一堂に会し、それぞれの知見を共有しました。
登壇者は以下の方々です。
- 司会進行: 楠木崇裕 氏(弁護士)(弁護士法人淀屋橋・山上合同)楠木 崇裕 – 弁護士紹介 – 弁護士法人 淀屋橋・山上合同(法律事務所)
- パネラー:
- 菅原 香織 氏(司法書士)(すがはら司法書士事務所)塚口 すがはら司法書士事務所-事務所案内-
- 松本 悟 氏(土地家屋調査士)(土地家屋調査士松本悟事務所)株式会社松本/松本悟 家屋調査士事務所ホームページ
- 日下 一郎 氏(税理士)(日下税理士事務所)会計・税務のことなら大阪府大阪市にある「日下税理士事務所」
初めに、パネラーとして登壇された各士業から、相続および遺産分割の案件において、ご自身の専門分野(司法書士、土地家屋調査士、税理士)が具体的にどのように関わるのかについて、簡潔にご紹介いただきました。
その後、司会の楠木弁護士より、相続・遺産分割の場面で直面する「困った事例」や「悩ましいケース」について、具体的な話題が各パネラーに順次振られました。
一口に「相続・遺産分割」といっても、法務(弁護士)、登記(司法書士)、調査・測量(土地家屋調査士)、税務(税理士)と、それぞれの専門家の立場から見た問題点や対応の仕方が浮き彫りになりました。
例えば、預貯金等の解約業務等の資産承継業務を各士業がどの程度メイン業務として扱うかについては、専門家間でも温度差が大きいことが明らかになりました。参加者も含めて弁護士や税理士は解約業務はあまり積極的に取り扱っていないようでしたが、司法書士が業務としてこれらを手がけている点については、参加者にとって大いに勉強になったようでした。
また、実務上の課題として、法務局が人手不足の状況にあり、登記手続きが完了するまでに時間がかかっている現状についても言及があり、非常に示唆に富むディスカッションとなりました。
パネラーからの話だけではなく、時には司会から参加者に話題を振ったり、参加者から質問がされる等、大いに盛り上がりました。
遺産分割・相続の問題はこれからもますます増えていくことが予想され、各士業が連携しながら案件処理にあたっていくことの重要さを改めて感じました。
終了後は会場近くのお店で懇親会が開催され、参加者同士で交流が深まりました。
改めて、登壇者の方々、ありがとうございました。
次回は12月14日(日)に忘年会を予定しています。是非奮ってご参加ください。